GDPR始動

欧州議会、欧州理事会および欧州委員会が策定した「EU一般データ保護規則 GDPR」が2018年5月25日に施行されました。

Facebookの個人情報流出問題があったりなど、

個人情報の漏えいや営利目的での利用に一定の歯止めがかかるんではないでしょうか。

スマホなどでFacebookやYahooニュースを見ていると、

ちょっと前に検索した事に関連した広告が表示されている事ってありませんか?

「引き寄せか!?」と思ってはいけません。

これは、あなたの情報を利用して表示されている広告なので引き寄せではありません。

Gmailなどはメールの内容もチェックして関連広告を出しているようです。

さて、このGDPRですが日本人の私達が全く関係ないかといえば、そんな事はありません。

例えば、あなたがホームページで何等かの商売を行っていて、

海外の方にも利用してもらおうと、英語ページを持っていたとします。

このホームページにドイツからアクセスがあり、

ユーザー登録をして商品やサービスを購入したとします。

ドイツのお客さんの個人情報があなたに残るわけですが、

ハッカーによる不正アクセスによりこの個人情報が流出してしまった場合、

運が悪ければあなたは26億円ほどの罰金を支払う羽目になるという、

なんとも恐ろしい法律です。

「わたしのところは、そんなに大きくないから大丈夫」という貴方も、

個人情報の取得方法、管理方法などのプライバシーポリシーを

聞かれた場合に、すぐに回答出来る様にしておいた方がいいようです。